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【医師監修】婦人科・産婦人科の内診は生理中でもできる?何をするか不安な方へ

2024.08.07

【大阪/梅田】大阪駅前の総合内科クリニック|西梅田シティクリニックがお届けする健康情報。
是非、みなさまの健康管理にお役立てください。

「婦人科の内診は生理中でも大丈夫?」

このように疑問を感じたことのある方がいるのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、生理中でも婦人科・産婦人科の受診は可能です。内診も生理中に行うことができます。

ただし、検査の種類によっては、生理が終わってから受診した方が正確な結果が得られるものもあります。

この記事では、生理中の婦人科受診や内診について、受診してよいケース・検査の流れ・不安がある場合の相談方法を解説します。

【この記事でわかること】

  • 生理中でも婦人科・産婦人科に行っていいか
  • 内診とは何をするか、流れ・所要時間
  • 生理中に内診をするとどうなるか、特別な準備は必要か
  • 内診が怖い・したくない方への医師の対応
  • 生理中に受診すべき症状の判断基準

婦人科・産婦人科の内診とは?何をするか・流れ・所要時間を解説

婦人科・産婦人科の内診とは、外陰部・腟・子宮口・子宮・卵巣の状態を確認する診察です。症状や受診目的に応じて、視診・触診・超音波検査などを行います。

手順内容補足
問診・受付症状・月経周期・最終月経日・性交渉歴などを確認します。問診内容は診察に必要な情報であり、プライバシーは守られます。
着替え・準備内診用のスカートや紙ショーツに着替える場合があります。下着を外すタイミングは、案内を受けてからで問題ありません。
内診台に乗るリクライニング式の内診台に座り、足を台に乗せます。力が入りすぎると違和感が出やすいため、できるだけ深呼吸して力を抜きましょう。
内診医師が外陰部・腟・子宮口の状態を確認します。必要に応じて器具や指を使い、子宮や卵巣の状態を確認することがあります。内診自体は数分で終わることが多いです。痛みや不安がある場合は、その場で伝えてください。
超音波検査必要に応じて、腟内または腹部から超音波で子宮・卵巣を確認します。症状や年齢、診察内容によって実施するかどうかが変わります。

内診の所要時間は、診察内容にもよりますが、内診自体は3〜5分程度で終わることが多いです。受付から会計までを含めると、30〜60分程度を目安に考えておくとよいでしょう。

痛みについては個人差がありますが、多くの場合は軽い違和感や圧迫感を感じる程度です。初めての内診、生理痛が強い時期、緊張している場合は不快感が出やすいこともあります。

「痛みに敏感」「初めてで不安」「妊娠の可能性がある」など気になることがある場合は、診察前に医師や看護師へ伝えてください。

生理中の内診|実際に何が起きるか・準備・医師への伝え方

生理中でも、婦人科・産婦人科の内診を受けることは可能です。経血がある状態で内診を行うことは、医学的に大きな問題はありません。

医師や看護師は、生理中の診察にも慣れています。経血が気になる場合は、受付時または診察室に入ったときに「生理中です」と伝えてください。タンポンを使用している場合は、内診前に外す必要があります。

生理中に内診を受けるときも、特別な準備は基本的に必要ありません。最終月経日や月経周期、出血量、痛みの強さなどをメモしておくと、診察時に症状を伝えやすくなります。

検査の種類生理中の可否理由・補足
内診(視診・触診)可能生理中でも実施できます。経血があっても診察は可能です。
経腟超音波(エコー)多くの場合可能子宮・卵巣の状態を確認できます。ただし出血量が多い場合は、見えにくいことがあります。
子宮頸がん検診(細胞診)可能だが、生理後が望ましい場合あり経血が検体に混ざると、正確な判定が難しくなる場合があります。可能であれば生理後に受けるとよいでしょう。
クラミジア・淋菌検査可能だが、生理後が望ましい場合あり経血の混入で検査精度に影響する場合があります。緊急性がなければ生理後の受診を相談しましょう。
腹部エコー・血液検査可能生理中でも大きな影響を受けにくい検査です。

受診前にお風呂に入れなかった場合でも、過度に気にする必要はありません。腟の中まで洗う必要はなく、外側を清潔にする程度で十分です。
不安がある場合は、診察前に「生理中ですが内診できますか」「内診が不安です」と伝えておくと、医師や看護師が配慮しながら進めやすくなります。

内診が怖い・したくない方へ|医師がよくある不安に答えます

婦人科の内診に対して、「痛そう」「恥ずかしい」「できれば受けたくない」と感じる方は少なくありません。内診への不安は自然なものなので、無理に我慢せず、診察前に医師や看護師へ伝えて大丈夫です。

内診で痛みはありますか?

痛みの感じ方には個人差がありますが、多くの場合は、軽い違和感や圧迫感を感じる程度です。初めての内診、生理痛が強い時期、緊張している場合は、不快感が出やすいこともあります。

痛みや不安を感じた場合は、その場で医師に伝えてください。器具のサイズを変える、ゆっくり進める、必要に応じて別の検査方法を検討するなど、できる範囲で配慮しながら診察を進めます。

内診で感じてしまうことはありますか?

内診中に性的な感覚が起こるのではないかと不安に思う方もいます。しかし、内診は医療行為であり、使用する器具や手技、診察の状況は性行為とは異なります。

多くの場合は、性的な感覚よりも、違和感・圧迫感・軽い不快感として感じられます。医師や看護師は日常的に内診を行っている医療の専門家です。恥ずかしさや不安を感じることは自然なことなので、気になる場合は遠慮せず相談してください。

内診をしないでほしいと言えますか?

症状や受診目的によっては、内診なしで診察を進められる場合もあります。ただし、内診によって子宮・卵巣の状態や痛みの原因がわかることもあり、診断の精度に関わる場合があります。

「内診が怖い」「今日は内診を避けたい」「まずは相談だけしたい」という希望がある場合は、受診前や診察室で医師に伝えましょう。必要性を説明したうえで、患者さんの不安に配慮しながら進めることが大切です。

婦人科の受診は、症状を我慢せず早めに相談することが大切です。内診が不安で受診を迷っている方も、まずは相談から始めてみてください。
内診が不安な方もお気軽にご相談ください(西梅田シティクリニック婦人科)

生理中でも今すぐ婦人科に行くべき症状|受診の目安

生理中であっても、症状によっては婦人科を受診した方がよい場合があります。「生理中だから受診できない」と自己判断せず、つらい症状やいつもと違う変化がある場合は早めに相談しましょう。
以下のような症状がある場合は、生理中でも婦人科の受診を検討してください。

  • 生理痛が強く、市販の痛み止めを飲んでも改善しない
  • 経血量が多く、夜用ナプキンが1〜2時間でいっぱいになる
  • レバー状の血の塊が繰り返し出る
  • 38℃以上の発熱を伴う下腹部痛がある
  • いつもと違う色や臭いの出血がある
  • 10日以上出血が続いている
  • 強いめまい、動悸、息切れなど貧血が疑われる症状がある

強い生理痛や経血量の多さは、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が関係している場合があります。また、発熱を伴う下腹部痛や、いつもと違う出血がある場合は、感染症や不正出血などの確認が必要になることもあります。

一方で、子宮頸がん検診や性感染症検査など、一部の検査は生理後の方が精度を保ちやすい場合があります。ただし、痛みや出血が強い場合は、検査のタイミングよりも受診を優先した方がよいケースもあります。

気になる症状がある場合は、「生理中だから」と受診を先延ばしにせず、婦人科で相談しましょう。
生理痛・過多月経のご相談は婦人科外来へ(西梅田シティクリニック)

婦人科では内診を必ず行うわけではありません

婦人科では内診を必ずするわけではありません。
内診を受けるかどうかは、最初におこなう以下の問診の結果次第で変わります。

  • 初経があったときの年齢
  • 月経の頻度・間隔・出血量・期間
  • 直近の月経の開始日と終了日
  • 月経中の症状の有無
  • 過去の妊娠回数や妊娠時期
  • 合併症の有無
  • 性感染症のリスクの有無

上記の問診をおこないながら、患者さんが訴えている症状を考慮し、必要に応じて内診を実施します。

診察の流れについて(来院〜内診の受け方)

婦人科を受診するにあたり、来院から内診までの流れを解説します。

条件に合う婦人科を探そう

まずは受診する婦人科を探しましょう。
診療日時やアクセス、医師などを確認し、希望の婦人科を見つけてください。

受診にあたっての準備

受診する婦人科が見つかったら、以下のものを準備しておくことをおすすめします。

  • マイナ保険証(マイナンバーカード)
  • 健康保険証
  • 診療費
  • お薬手帳
  • 基礎体温表
  • ナプキン
  • 替えの下着

診察を受ける際は、現在の症状や希望する検査などをメモにまとめて用意しておくとよいでしょう。

◆診察前日
性行為を控え、お風呂はいつもどおり入って問題ありません。
ただし、おりものの状態や感染している菌を確認する場合があるため、腟の中までは洗わないようにしてください。

◆診察当日

内診する際に下着を脱ぐ必要があるため、ゆったりしたスカート(プリーツスカートやフレアースカート)を着用しましょう。

診察時は、爪の色や顔色を参考にする場合があるため、なるべく薄化粧で診察を受けるようにしてください。

婦人科に来たら指示に従いましょう

婦人科にきたら、受付で保険証を提示し、問診票に必要事項を記入します。

問診を終えたら触診をおこない、腹部などを手で触り、状態を確かめる場合があります。
その後、必要に応じて医師の指示に従いながら内診を受けましょう。

内診を受けるときの心構え

内診を受ける際はズボンやスカート、ストッキングや下着などを内診台に上がる間に脱がなければなりません。
(膝下の靴下やストッキングはそのままで大丈夫です)

内診中はカーテンを隔てておこなわれるため、医師と患者さんが顔を合わせることはありません。

しかし、顔が見えないことで不安に感じる方がいるかもしれません。
その場合は、カーテンを開けてほしいという旨を担当の医師に伝えましょう。

内診中は緊張するかもしれませんが、可能な限りリラックスし、体の力を抜いてください。
力むと痛みが生じる可能性があります。

コツは深く息を吐くことです。
息を止めていると、筋肉が緊張状態になり、痛みが生じやすくなります。

そのため、診察台に体重をかけて座り、深く息を吐いてみましょう。あ


質問や疑問、不安なことがあれば、気軽に尋ねてください。

「こんなこと聞いても大丈夫かな…?」と遠慮する必要はありません。
気になることがあれば、担当の医師に聞いてみてください。

婦人科の検査内容

婦人科では、患者さんの症状や問診の内容によってさまざまな検査をおこないます。
おもな検査内容は以下のとおりです。

尿検査

妊娠判定やホルモンの状態の確認、最近の有無を調べる検査です。

血液検査

貧血の有無やホルモンの状態の確認、腫瘍マーカーの測定などをおこなう検査です。

細胞診

ヘラやブラシなどを活用して子宮内膜や子宮頸部の細胞を採取し、異常の有無を確認します。

腟分泌採取

綿棒のような専用ブラシを使用して腟内のおりものを採取し、細菌やウイルスの有無を確認します。

超音波検査

腟内にプローブを挿入して子宮や卵巣の状態を確認し、腫瘍病変や腫れの有無を確認します。

また、プローブをお腹に当て、子宮を確認する場合もあります。
この場合、尿がたまっているほうが子宮の状態がよくわかるため、検査前にトイレを我慢するように指示されるケースがあるでしょう。

生理中の婦人科受診・内診に関するよくある質問

生理中でも婦人科・産婦人科に行っていいですか?

はい、生理中でも婦人科・産婦人科を受診できます。生理痛が強い、経血量が多い、不正出血があるなどの症状がある場合は、生理中の状態が診断の参考になることもあります。
「生理中だから」と受診を遠慮する必要はありません。受付時や診察室で、生理中であることを伝えてください。

タンポンを使っていますが、内診の前に外す必要がありますか?

はい、タンポンを使用している場合は、内診前に外す必要があります。タンポンが入ったままだと、腟内の観察や検査が行いにくくなるためです。
病院のトイレで外していただければ問題ありません。ナプキンは内診前に外し、内診後に再度使用できます。

初めて婦人科を受診します。内診は必ずありますか?

内診が必要かどうかは、症状や受診目的によって異なります。生理痛や月経不順、不正出血などの相談では、子宮や卵巣の状態を確認するために内診や超音波検査を行うことがあります。
一方で、相談内容によっては問診や腹部エコーなど、内診以外の方法で進められる場合もあります。「内診が不安です」と事前に伝えていただければ、医師と相談しながら進められます。
初めての婦人科受診のご相談は西梅田シティクリニック婦人科へ

子宮内膜症が疑われます。検査は生理中でも受けられますか?

生理中でも、子宮内膜症の相談や検査は可能です。生理痛が強いタイミングで受診することで、症状の程度を医師に伝えやすい場合もあります。
超音波検査で子宮や卵巣の状態を確認することは、生理中でも行えます。ただし、子宮頸がん検診など一部の検査は、生理後の方が精度を保ちやすい場合があります。どの検査を行うかは、医師と相談して決めましょう。

内診の痛みは?拒否はできる?

「婦人科の内診は痛そう」というイメージを持つ方がいるかもしれません。
しかし、実際は、痛みを感じることはほとんどありません。

痛みの感じ方は個人差があるため、一概にはいえませんが、内診時は十分な注意を払っています。

一方で、過去のトラウマやそのときの精神状態によっては内診を受けるのが怖い方もいるでしょう。
その場合は、担当の医師に相談してください。
患者さんの負担にならない検査になるよう調整されます。

恐怖心や不安などがあれば、お気軽に担当の医師に相談しましょう。
疑問があれば、遠慮なく尋ねてください。

梅田・西梅田の婦人科——当院では生理中の受診も対応しています

この記事を監修した医師

赤松 先生

近畿大学医学部卒業

「患者様ファースト」に徹底した医療マインドを持ち、内科診療にとどまらず健診センターや複数のクリニックを運営。 医療の敷居を下げ、忙しい方々にも医療アクセスを向上させることを使命とし、さまざまなプロジェクトに取り組む。

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