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生理が遅れる・こない原因とは?妊娠以外の理由で病院へ行く目安のかを解説

2024.08.14

【大阪/梅田】大阪駅前の総合内科クリニック|西梅田シティクリニックがお届けする健康情報。
是非、みなさまの健康管理にお役立てください。

「生理がこなくなって不安…」

いつもくる生理がこなくなり、このように感じる方がいるのではないでしょうか。
原因がわからず、困っている方もいるかもしれません。

生理が遅れる・こない原因は妊娠だけではありません。ストレスや生活習慣の変化、ホルモンバランスの乱れ、病気などが関係している場合があります。
生理が遅れる・こない主な原因は以下の通りです。

  1. 1.妊娠(最初に確認すべき原因)
  2. 2.強いストレス・疲労・睡眠不足(視床下部-下垂体系への影響)
  3. 3.急激な体重変化(過度のダイエット・体重増加・摂食障害)
  4. 4.激しい運動・過度のトレーニング
  5. 5.ホルモンバランスの乱れ・排卵障害
  6. 6.病気(多嚢胞性卵巣症候群・高プロラクチン血症・甲状腺疾患など)
  7. 7.ピル・避妊薬の服用・中止後
  8. 8.授乳中(産後の無月経)
  9. 9.更年期・閉経に近づいている
  10. 10.便秘・腸の状態(詳しくは後述)

【この記事でわかること】

  • 生理が遅れる・こない原因(妊娠以外の理由を詳しく解説)
  • 遅れた日数別の対応ガイド(8日・10日以上・3ヶ月以上)
  • 便秘が生理を遅らせる理由
  • 生理が遅れる・こない病気の一覧(多嚢胞性卵巣症候群など)
  • 何日遅れたら病院に行くべきか——受診の目安

このような症状が続く場合は、自己判断せず婦人科で相談することが大切です。本記事では、生理が遅れる原因や受診の目安について詳しく解説します。

本記事では、正常な生理の状態や生理がこない原因、受診の目安を解説します。
生理がこなくなり、困っている方はぜひ参考にしてください。

正常な生理とは

生理とは、子宮内膜が剥がれ落ち、体外へ排出されることです。
内膜が剥がれる際、痛みの物質であるプロスタグランジンが分泌することで生理痛が起こります。

生理は、卵胞ホルモンであるエストロゲンと黄体ホルモンであるプロゲステロンの分泌量の変化によって作られています。


⚫️エストロゲン

卵巣内で卵胞を育て、排卵を起こすホルモン


⚫️プロゲステロン

子宮内膜を厚くしたり、基礎体温を上げたりするホルモン

排卵が起こると、少しずつプロゲステロンの分泌量が増加し、子宮内膜が成熟していきます。

受精卵の着床がない場合は、プロゲステロンの分泌量が減少し、子宮内膜が剥がれると生理が始まります。

通常、生理周期は25〜38日であれば正常です。
これよりも短い期間で生理がくることを頻発月経、生理周期が長いことを稀発月経といいます。

生理期間は、3〜7日であれば正常です。
2日以下で終了する生理を過短月経、8日以上継続する生理を過長月経といいます。

生理が遅れる原因が妊娠だった場合はどうする?

生理予定日から7日以上経過しても生理がこない場合は、妊娠している可能性があります。
とくに、以下の症状が起こる場合は、妊娠している場合が考えられます。

  • おりものが増加する
  • 少量の出血がある
  • 便秘になる
  • 微熱が続く
  • 腰痛が起こる
  • 強い眠気が起こる
  • 頻繁にトイレに行きたくなる
  • 肌トラブルが起こりやすくなる
  • 頭痛が起こる
  • 嗅覚が敏感になる
  • 身体のだるさを感じる
  • めまいや立ちくらみが起こる
  • 食欲旺盛・食欲不振になる

妊娠検査薬で陽性判定が出た場合は、産婦人科を受診してください。

妊娠以外で生理が遅れる・こない原因とは?ストレス・病気・体重変化別に詳しく解説

生理が遅れる原因は妊娠だけではありません。
ストレスや睡眠不足、体重の増減などによってホルモンバランスが乱れると、排卵が遅れたり止まったりして生理周期に影響することがあります。
また、生理不順や無月経の背景に病気が隠れている場合もあるため、妊娠以外で生理が遅れる・こない主な原因を詳しく解説します。

ストレス・疲労・睡眠不足による月経不順

精神的・身体的なストレスは、女性ホルモンの分泌をコントロールしている脳の視床下部に影響を与えることがあります。
視床下部の働きが乱れると、排卵に関わるFSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体形成ホルモン)の分泌が不安定になり、排卵が遅れたり止まったりするため、生理が遅れることがあります。
また、睡眠不足や過労が続いた場合も同様にホルモンバランスが乱れやすくなります。
受験や就職・転職、引っ越し、人間関係の変化など、大きな環境変化があった後に生理周期が乱れるケースも少なくありません。

急激な体重変化・ダイエット・過度の運動

体重の急激な増減も、生理が遅れる原因のひとつです。
過度なダイエットによって体重が急激に減少すると、身体は栄養不足の状態と判断し、生殖機能を抑制することがあります。その結果、排卵が起こりにくくなり、生理が遅れたり止まったりする場合があります。
一般的にBMI18.5未満の低体重では、月経不順や無月経のリスクが高まるとされています。
一方で、急激な体重増加や肥満も注意が必要です。脂肪組織の増加によってホルモンバランスが乱れ、排卵障害が起こることがあります。
また、長距離ランナーやバレリーナなど、激しいトレーニングを継続している方では、視床下部性無月経と呼ばれる状態になることもあります。

便秘と生理の関係とは?便秘が生理を遅らせる理由

便秘そのものが直接生理を止めるわけではありませんが、便秘と生理不順には深い関係があると考えられています。
子宮と大腸は腹腔内で隣接しているため、腸に便やガスが溜まって張った状態が続くと、子宮周辺が圧迫されて血流に影響を与える可能性があります。また、便秘は腸の働きを調整する自律神経の乱れによって起こることが多く、自律神経の乱れは卵巣や子宮の働きにも影響します。さらに、ストレスは便秘を引き起こすだけでなく、女性ホルモンの分泌をコントロールする視床下部にも影響を与えるため、便秘と生理不順が同時に起こるケースも少なくありません。

便秘が改善すると生理周期が整う場合もあるため、食物繊維や水分を十分に摂取し、適度な運動や腸内環境の改善を心がけましょう。それでも2〜3週間以上便秘が続く場合や、生理の遅れを伴う場合は、婦人科や消化器内科への相談をおすすめします。

生理が遅れる・こない可能性がある病気一覧

生理の遅れは一時的なホルモンバランスの乱れだけでなく、病気が原因で起こることもあります。

病気・疾患名主な症状・特徴診断・治療
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)排卵が起きにくく、生理が不規則になったり来なくなったりします。ニキビができやすい、体毛が濃くなる、肥満を伴うこともあります。婦人科での超音波検査や血液検査で診断します。低用量ピルや排卵誘発剤などによる治療が行われます。
高プロラクチン血症乳汁が出る、生理不順、無月経などの症状がみられます。下垂体腫瘍が原因となる場合もあります。血液検査でプロラクチン値を測定して診断します。薬物療法や原因に応じた治療を行います。
甲状腺機能異常(低下症・亢進症)甲状腺機能低下症では体重増加、むくみ、疲れやすさがみられます。甲状腺機能亢進症では体重減少、動悸、手の震えなどが現れます。血液検査(TSH・FT4)で診断します。甲状腺専門医や内科で治療を行います。
早発卵巣不全(POI)40歳未満で無月経に加え、ほてりや発汗など更年期に似た症状が現れます。血液検査(FSH・AMH)で診断し、婦人科で継続的な管理を行います。
子宮内膜症・子宮腺筋症子宮内膜症・子宮腺筋症
強い生理痛や過多月経が特徴です。生理周期が乱れることもあります。
婦人科での超音波検査やMRI検査で診断し、低用量ピルやジエノゲストなどによる治療を行います。

生理が2〜3ヶ月以上こない場合や急に止まった場合、体重変化や体毛の増加、乳汁の分泌など他の症状を伴う場合は、上記のような疾患が原因の可能性があります。
自己判断で様子を見るのではなく、婦人科・産婦人科を受診して原因を確認することが大切です。

多嚢胞性卵巣症候群・甲状腺疾患のご相談は婦人科・内科(西梅田シティクリニック)
https://nishiumeda.city-clinic.jp/gynecology/about/

生理が遅れた日数別の対応ガイド!何日で病院へ行くべきか

生理が遅れると「どのくらい様子を見ても大丈夫なのか」「すぐに病院を受診した方がよいのか」と不安になる方もいるでしょう。
生理が遅れる原因や受診の目安は、遅れている期間によって異なります。まずは以下の表を参考に、自身の状況を確認してみてください。

遅れた期間考えられる主な原因推奨対応
1〜7日(軽度の遅れ)一時的なストレス・疲労・睡眠不足・生活習慣の乱れ様子を見てよいケースが多い。ただし妊娠の可能性がある場合は妊娠検査薬を使用する(生理予定日から1週間後以降が目安)
8〜14日(1〜2週間の遅れ)ストレス・排卵の遅れ・ホルモン変動・妊娠の可能性妊娠の可能性がある場合は妊娠検査薬で確認する。陰性でも不安が続く場合は婦人科への相談を検討する
15〜30日(2〜4週間の遅れ)排卵障害・強いストレス・ホルモンバランスの乱れ・疾患の可能性婦人科への受診を推奨。血液検査や超音波検査で原因を確認する
3ヶ月以上(90日以上)続発性無月経。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)・高プロラクチン血症・甲状腺疾患・摂食障害・早発卵巣不全などの可能性必ず婦人科を受診する。3ヶ月以上の無月経は「続発性無月経」と定義され、放置すると骨粗しょう症や不妊につながる可能性がある

上記はあくまで目安です。遅れが短い期間であっても、以下の症状がある場合は早めに受診してください。

  • 乳汁が出る・体毛が急に濃くなった(高プロラクチン血症・多嚢胞性卵巣症候群の可能性)
  • 体重が急激に変化した・激しいダイエットをした(視床下部性無月経の可能性)
  • 更年期症状(ほてり・発汗)がある(早発卵巣不全の可能性)

生理の遅れが続く場合や原因がわからず不安な場合は、自己判断で放置せず婦人科で相談することが大切です。特に妊娠を希望している方は、早めに原因を確認することで適切な治療につながります。

生理不順・無月経のご相談は婦人科外来へ(西梅田シティクリニック)
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生理が遅れる・こないに関するよくある質問

Q1. 生理が遅れる理由として最も多いのは何ですか?

A. 妊娠を除くと、最も多い理由はストレスや疲労、睡眠不足によるホルモンバランスの乱れです。
女性ホルモンの分泌は脳の視床下部によってコントロールされており、ストレスや生活習慣の乱れの影響を受けやすい特徴があります。

また、急激なダイエットや体重変化、過度の運動も生理が遅れる原因としてよくみられます。2〜3週間以上遅れている場合や毎月不規則な状態が続く場合は、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などの疾患が隠れている可能性もあるため、婦人科での検査をおすすめします。

Q2. 生理が10日以上遅れています。妊娠以外の原因として何が考えられますか?

A. 妊娠以外で10日以上生理が遅れる場合は、ストレスや疲労、体重変化、ホルモンバランスの乱れなどが考えられます。
そのほか、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)による排卵障害や、甲状腺疾患、高プロラクチン血症などが原因となることもあります。
10日以上遅れていても1ヶ月以内であれば様子を見てもよい場合がありますが、乳汁が出る、体毛が急に濃くなった、体重が大きく変化したなどの症状がある場合や、生理不順を繰り返している場合は婦人科を受診してください。

Q3. 3ヶ月生理がきていません。問題ありますか?

A. 3ヶ月以上生理がない場合は、早めに婦人科を受診することをおすすめします。
3ヶ月(90日)以上の無月経は医学的に「続発性無月経」と呼ばれます。
背景には、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)や高プロラクチン血症、甲状腺疾患、早発卵巣不全などの病気が関係している場合があります。
無月経の状態が長く続くと、将来的に骨粗しょう症や不妊につながる可能性もあるため、原因を確認することが大切です。

Q4. 生理が遅れているのに妊娠検査薬が陰性でした。何が原因ですか?

A. 妊娠検査薬が陰性であっても、生理が遅れる原因はさまざまあります。
主な原因として、ストレスや疲労、睡眠不足、急激なダイエット、ホルモンバランスの乱れ、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)や甲状腺疾患などが挙げられます。
また、妊娠検査薬を使用する時期が早すぎると正しく判定できないこともあります。一般的には生理予定日から1週間以降の使用が推奨されています。
検査薬が陰性でも2〜3週間以上生理が来ない場合や、生理不順を繰り返している場合は婦人科への受診を検討しましょう。

生理がこないときは適切な検査を受けましょう

生理の原因はストレスや生活習慣に加え、病気が関係している場合があります。
放置すると、気づかないうちに進行し、重篤な健康被害が起こるケースもあるでしょう。

生理がこなくなり、不安に思う方は医療機関を受診し、適切な検査を受けてください。
検査する前は、問診を受け、現状の生理周期や体調に関して細かく回答しましょう。

その後、甲状腺ホルモンや下垂体ホルモン、女性ホルモンを調べるための血液検査を受けてください。

また、子宮や卵巣の状態を確認するために、必要に応じて超音波画像診断装置の検査を受けましょう。

上記を経て、病気の疑いがある場合は、CTやMRI検査を受ける必要があります。

医師の指示を聞き、適切な検査を受け、しっかり対処していきましょう。

生理に関して不安なことや疑問に思うことがあれば、担当の医師に気軽に相談してください。

生理不順・無月経でお悩みの方はお気軽にご相談ください(西梅田シティクリニック婦人科)
https://nishiumeda.city-clinic.jp/gynecology/about/

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