(c) Nishiumeda city clinic

内科・婦人科病気検索

General Medicine

Home内科・婦人科病気検索気管支炎

気管支炎

気管支炎はこんな病気

気管支炎とは気管や気管支に炎症が起こる病気で、急性気管支炎と慢性気管支炎の二つに分けられます。
急性気管支炎は症状が数日間現れるもので、慢性気管支炎は数ヶ月以上続くものを指します。
急性気管支炎は多くが自然治癒します。

一般に気管支炎とは急性気管支炎を指します。

感染すると、次の症状が出ます。

  • 発熱
  • 呼吸音がフューフューと聞こえる


鼻からのどまでを上気道と言い、のどから肺までを下気道と言います。
同じように咳と言っても、上気道にとどまっているのは上気道炎、俗にいう風邪です。
下気道まで及んでいる場合、気管支炎となります。
症状としては急性気管支炎の方が風邪よりもひどく、肺炎までは至っていない状態です。
慢性気管支炎はタバコを吸う方に多く見られ、数ヶ月から数年、咳が出たり痰が絡んだりします。

治療は主に対症療法となります。
咳には咳止めを、発熱があれば解熱剤を服用することで症状を緩和できます。
ほとんどの場合がウイルス感染によるものなので抗菌薬(抗生物質)は効果がありません。
自身で薬を適当に服用すると副作用等が起こることがありますので、なるべく自己判断せず一度病院で診てもらいましょう。
病院では症状の緩和をするお薬を処方することができますが、基本的に治りを早めることはできませんので自宅で安静にするのが重要です。
もし安静にしていても3日経っても熱が下がらず、38度を超えるような高熱が続くような場合は肺炎や他の病気の可能性があるため、早めに医師にご相談ください。

気管支炎の原因

急性気管支炎の原因は風邪と同じくウイルスが多いです。
ウイルスだけで全体のおよそ90%を占めています。その他、細菌の感染である場合もあります。
原因となるウイルスや細菌は人から人への飛沫感染や接触による感染が考えられ、インフルエンザウイルスやライノウイルス、コロナウイルスなどが含まれます。
細菌感染には百日咳やインフルエンザ、肺炎球菌などが含まれます。
その他アレルギー性気管支炎もあります。

早期発見のポイント

急性気管支炎は原因がたくさんあるため、特定の検査方法はありません。
咳や痰、発熱がある場合は放置せず、安静にするか一度病院で診てもらいましょう。
基本検査として血液検査をするほか、咳が続くようであれば肺炎や肺がんの可能性もあるため胸部レントゲン検査、もしくは胸部CT検査をします。
原因菌を特定するために喀痰の培養検査をする場合もあります。

予防の基礎知識

気管支炎は基本的に風邪と同じなので手洗い、うがい、マスク着用が予防策となります。
季節によって流行するものも変わり、インフルエンザが流行する季節であればワクチン接種することで対策になります。
子どもであればRSウイルスが原因で気管支炎が発症することもあります。同じ保育園内で流行し始めた時は特に注意してください。
大人にとっては大したことのない感染症でも、子どもが感染すると入院や何かしら障害を持つこともあります。
小さなお子様がいるご家庭では子どもと大人ともにワクチンを接種するなど対策を講じることをおすすめします。

大阪梅田の内科診療なら
西梅田シティクリニックへ!

平日は21時まで365日年中無休で開院しております。気になる症状があれば、お気軽に来院ください。

内科・婦人科病気検索トップへ戻る内科・婦人科病気検索トップへ戻る