マリへの渡航に関する推奨ワクチン
マリへの渡航を予定されている方は、以下のワクチン接種を推奨します。まず、腸チフス、ポリオ、狂犬病、髄膜炎菌性髄膜炎、麻疹・風疹・おたふくかぜ(MMR)、水痘ワクチンは、感染予防の観点から重要です。また、破傷風・ジフテリア・百日咳(DTP)や黄熱ワクチンも接種が推奨されます。さらに、インフルエンザワクチンは季節性の流行に備えておくと安心です。加えて、長期滞在者や特定のリスクがある場合には、A型・B型肝炎ワクチンの接種も検討してください。新型コロナウイルスワクチンの最新接種状況も確認し、必要に応じて追加接種を行いましょう。ワクチン接種については、最新の情報を確認し、医療機関に相談することをお勧めします。
●黄熱ワクチン接種は、日本では検疫所とその関連施設でしか行なっていません。
証明書の有無や条件などは、FORTHホームページ『各国・地域の黄熱予防接種証明書要求及び推奨状況について』をご確認ください。
推奨ワクチンパック
| 基本④セット | プレミアムJセット(3回) | 黄熱※指定医療機関 | A型肝炎 | B型肝炎 | 腸チフス | ポリオ | 狂犬病 | 日本脳炎 | 髄膜炎 | 【MMR】 麻疹 風疹 おたふくかぜ |
水痘 | 【DPT】 破傷風 百日咳 ジフテリア |
ダニ媒介性・脳炎 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| [●印のみ] | [●と■印どちらも] | 使用薬剤 | Avaxim (輸入) |
ビームゲン (国内) |
TypbarTCV (輸入) |
イモバックスポリオ (国内) |
ChiroRab (輸入) |
Jenvac (輸入) |
Nimenrix (輸入) |
Priorix (輸入) |
水痘ワクチン (国内) |
Boostrix(Tdap) (輸入) |
FSME-IMMUN (輸入) |
|
| 渡航期間の目安:1か月未満 | 渡航期間の目安:1か月以上 | 接種回数 | 1 | 3 | 1 | 1 | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | |
| 56,050円 | 120,330円 | 西アフリカ | ★ | ● | ■ | ● | ■ | ■ | ● | ● | ● | ■ |
★感染リスクのある地域に渡航する人、入国に際して証明書の提示を求める国へ渡航する人は黄熱予防接種証明書が必要です。
詳細に関しては、FORTHホームページをご確認ください。
※検疫や指定機関のみでの接種となりますので、当院での接種は出来かねますのでご了承ください。
【B型肝炎ワクチンについて】
ビームゲン注は通常6ヶ月で3回の接種が完了しますが、渡航までの期間が短い方は+10,000円で迅速接種が可能なワクチン(※1)へ変更可能です。
※1 「Engerix-B」(最短2ヶ月で接種完了)
推奨ワクチン単品
| ワクチン | 製品名 | 製造 | 販売料金 | 接種回数 |
|---|---|---|---|---|
| A型肝炎 | Avaxim | 輸入 | 14,500円/本 | 1回 |
| B型肝炎 | ビームゲン注0.5mL | 国内 | 6,000円/本 | 3回 |
| Engerix-B | 輸入 | 9,500円/本 | 3回 | |
| 腸チフス | Typbar TCV | 輸入 | 9,500円/本 | 1回 |
| ポリオ | イモバックスポリオ | 国内 | 8,500円/本 | 1回 |
| 狂犬病 | ChiroRab | 輸入 | 13,000円/本 | 3回 |
| 髄膜炎菌性髄膜炎 | Nimenrix | 輸入 | 10,500円/本 | 1~2回 |
| 【MMR】 麻疹 風疹 おたふくかぜ |
Priorix | 輸入 | 10,500円/本 | 1~2回 |
| 水痘 | 乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」 | 国内 | 9,000円/本 | 1~2回 |
| 【DPT】 破傷風 百日咳 ジフテリア |
Boostrix (Tdap) | 輸入 | 9,200円/本 | 1回 |
| トリビック | 国内 | 4,800円/本 | 1~4回 |
マリへの渡航の方へ
地域概要
マリは西アフリカに位置し、面積は約124万平方キロメートルで、日本の約3.3倍の広さを持ちます。人口は約2,000万人で、首都はバマコです。国土の大部分がサハラ砂漠に覆われ、南部にはニジェール川が流れています。気候は熱帯性で、5月~10月が雨季、11月~4月が乾季となっています。主要産業は農業と鉱業で、特に金の生産が盛んです。
医療情報
マリの医療体制は整備が十分とは言えず、特に地方では医療機関の数が限られています。首都バマコには総合病院や一部の私立医療機関がありますが、診療の質にばらつきがあり、高度な治療や緊急時の対応には課題があります。薬や医療器具の不足も深刻で、入院や手術を必要とする場合、設備が不十分なため適切な治療が受けられない可能性があります。そのため、持病のある方は必要な薬を十分に持参し、緊急時に備えて医療搬送費を含む海外旅行傷害保険への加入を推奨します。
その他、気を付けたい感染症
・マラリア
・感染性胃腸炎
・エボラ出血熱
・寄生虫症
説明書・予診表
単品ワクチン説明書・予診表
ワクチンパック説明書・予診表



