VACCINE INFORMATION

各種ワクチンのご紹介

各種ワクチンのご紹介

髄膜炎菌性髄膜炎ワクチン

髄膜炎菌性髄膜炎について

侵襲性髄膜炎菌感染症(IMD)は、髄膜炎菌が血液や髄液などの無菌部位に侵入して起こる重篤な感染症です。髄膜炎菌は少なくとも13種類の血清型に分類されており、IMDの主な原因となるのはA、B、C、Y、W-135型です。この菌はヒト以外からは検出されません。人から人への飛沫や唾液の接触により感染して初期は風邪のような症状が現れますが、進行すると菌血症や髄膜炎、敗血症を引き起こし、特に劇症型では短時間で死亡することもあります。乳幼児、共同生活者、無脾症や免疫低下のある人はハイリスク群です。国内では年間数十例と報告は少ないですが、海外では毎年30万人以上が発症し、約3万人が死亡している致死率の高い病気です。特にアフリカの「髄膜炎ベルト」など海外では流行が多く、予防にはワクチン接種と早期治療が重要です。

感染経路
感染者の咳やくしゃみで生じた飛沫がなどから直接感染します。

潜伏期間
1~14日 

症状
頭痛、発熱と、首を動かしにくくなる硬直が起こります。
劇症型の場合には、突然発症し、頭痛、高熱、けいれん、意識障害、血液凝固異常などを起こし、ショック状態で死亡する場合もあります

ワクチンの特徴

このワクチンは、髄膜炎菌による重い感染症(IMD)を予防し、特に血清群A・C・W・Yに効果があります。1回0.5mLを筋肉に注射します。接種後は注射部位の痛みや倦怠感など一時的な副反応が見られることがありますが、まれに重い副反応も報告されています。完全な感染予防は保証されないものの、重症化のリスクを大きく減らせる重要なワクチンです。

ワクチンの副反応

ワクチン接種後に、下記のような副反応がみられることがありますが、通常は一時的なもので数日で消失します。

〈局所〉
接種部位の痛み、腫れ、赤みなど

〈全身〉
筋肉痛、倦怠感、頭痛など

下記のような重篤な副反応は発生率が非常に低いとされていますが、接種後に異常な症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診することが推奨されます。
血管迷走神経反射による失神やショック、アナフィラキシー(じんましん、呼吸困難、口唇や喉の腫れなどの症状)、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、ギラン・バレー症候群、横断性脊髄炎、痙攣、顔面神経麻痺など

予防接種が受けられない方

次のいずれかに該当する場合は、ワクチン接種を受ける前に医師とよく相談しましょう。ワクチン接種に関して不安がある方は、必ず事前に医師へ相談し、適切な判断を仰ぐようにしましょう。

  • 発熱している方(37.5℃以上)
  • 重度の急性疾患を患っている方
  • 過去に髄膜炎菌性髄膜炎ワクチンでアナフィラキシーを起こしたことがある方
  • 過去に破傷風トキソイドでアナフィラキシーを起こしたことがある方
  • 医師が接種不適当と判断した方

予防接種を受けるに際し、注意が必要な方

次のいずれかに該当する場合は、ワクチン接種を受ける前に医師とよく相談しましょう。

  • 心臓・腎臓・肝臓の病気や血液疾患などの基礎疾患をお持ちの方
  • 成長や発育に関する指導を医師や保健から受けている方
  • 風邪の初期症状がある方
  • 過去の予防接種後に異常があった方
  • 薬や食べ物でアレルギー反応を起こしたことがある方
  • 痙攣(けいれん)の既往がある方
  • 本人または近親者に免疫系の異常があると診断された方
  • 免疫不全の方、または免疫抑制治療を受けている方
  • 妊娠中または妊娠の可能性(生理がおくれているなど)がある方、授乳中の方
    ※妊娠中、授乳中は安全性が確立されていないので避けた方が望ましいです。

髄膜炎菌性髄膜炎は重篤な感染症であり、ワクチン接種は有効な予防策の一つです。しかし、基礎疾患やアレルギーの有無によっては慎重な判断が求められます。該当する項目がある場合は、事前に医師と相談し、適切な接種の可否を確認してください。

接種後の注意事項

ワクチンを受けた後は、次の点に気をつけましょう。

  • 接種後30分間は、医療機関の近くで様子を観察しましょう。
    れに強いアレルギー反応が起こることがあるため、異常を感じた場合はすぐに医師と連絡が取れるようにしておきましょう。
  • 接種後24時間は、高熱や体調の変化に注意しましょう
    発熱や倦怠感、体調不良が現れることがあるため、普段と異なる症状がないか確認しましょう。
  • 接種部位を清潔に保ちましょう
    入浴は可能ですが、注射部位を強くこすらないように注意してください。
  • 普段通りの生活を心がけましょう
    接種後は普段通りの生活を送って問題ありません。 ただし、激しい運動や大量の飲酒は避けるようにしましょう。
  • 異常があればすぐに医師へ相談しましょう
    万が一、高熱や痙攣(けいれん)などの異常な症状が現れた場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
  • 種後は車の運転や高所での作業には注意をしましょう
    このワクチンに限らず、ワクチン接種により血管迷走神経反射によりめまいや立ちくらみが起こる可能性があります。

ワクチン接種後は、体調の変化に気を配り、異常を感じた際は早めに医師に相談することが大切です。

当院取り扱いのワクチン

ワクチンの種類 メンクアッドフィ筋注 Nimenrix 0.5mL
国内承認 承認済み 未承認(輸入ワクチン)
料金 25,000円/本 17,000円/本
接種可能年齢 2歳以上 生後12か月以上
接種方法 筋肉注射 筋肉注射
接種回数 1回 1回
接種スケジュール 初回接種のみ 初回接種のみ
有効性 接種後2週間で最大 ワクチンの効果はおよそ80-95%
と報告されている
予防効果持続期間 3~5年持続 約5年間持続
副作用救済制度 国の副作用救済制度あり 輸入代行業者による
副作用被害補償制度あり
詳細はこちら
ワクチンの種類 メンクアッドフィ筋注 Nimenrix 0.5mL
国内承認 承認済み 未承認(輸入ワクチン)
料金 25,000円/本 17,000円/本
接種可能年齢 2歳以上 生後12か月以上
接種方法 筋肉注射 筋肉注射
接種回数 1回 1回
接種スケジュール 初回接種のみ 初回接種のみ
有効性 接種後2週間で最大 ワクチンの効果はおよそ80-95%
と報告されている
予防効果持続期間 3~5年持続 約5年間持続
副作用救済制度 国の副作用救済制度あり 輸入代行業者による
副作用被害補償制度あり
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髄膜炎菌性髄膜炎ワクチン予防接種予診表