風しんについて
風しんは、飛沫感染によって広がる感染症で、麻しんほど感染力は強くありませんが、大人がかかると症状が重くなることがあります。発疹や発熱、リンパ節の腫れが主な症状で、大人の場合は関節痛がひどくなることもあります。特に注意が必要なのは、妊娠初期の女性が風しんに感染すると、胎児に「先天性風しん症候群」を引き起こす可能性があることです。この症候群により、赤ちゃんが心疾患、難聴、白内障などの障害を持って生まれることがあります。
感染経路
感染者に直接触ったり、咳やくしゃみによって飛沫感染します。
潜伏期間
14~21日
症状
発熱し、体中に発疹があらわれ、耳の後ろや首にあるリンパ節が腫れます。妊婦がうつった場合には、妊娠週数によっては胎児に先天異常がおこる場合があります。
ワクチンの特徴
このワクチンは基本的には1歳以降の小児に対し接種することで高い免疫効果を得られます。また、生ワクチンであるため妊娠中の接種は禁忌であり、接種後2か月間は避妊が推奨されます。注射部位の疼痛・発赤、発熱、発疹といった軽度の副反応が報告されていますが、安全性は高く、先天性風しん症候群の予防のため、成人でも抗体価が低い場合や未接種者への任意接種が重要です。
ワクチンの副反応
ワクチン接種後に、他のワクチン接種でもみられるのと同様に下記のような副反応がみられますが、通常は一時的な もので数日で消失します。
〈局所〉
接種部位の発赤・腫脹・疼痛など
〈全身〉
発疹・じん麻疹・紅斑・そう痒・発熱など
下記のような重篤な副反応は発生率が非常に低いとされていますが、接種後に異常な症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診することが推奨されます。
・ショック、アナフィラキシー(じんましん、呼吸困難、血管浮腫など)
・血小板減少性紫斑病(接種後数日から3週ごろに紫斑、鼻出血、口腔粘膜出血など)
予防接種が受けられない方
次のいずれかに当てはまる人は、ワクチンを受けることができません。
- 発熱がある方(通常37.5℃以上)
- 重い急性疾患にかかっている方
- 過去に風しんワクチンの接種を受けてアナフィラキシーを起こしたことがある方
なお、他の医薬品投与を受けてアナフィラキシーを起こした方は、医師に接種を受ける前にその旨を伝えて判断を仰いでください - 免疫機能に異常のある疾患を有する方及び免疫抑制をきたす治療を受けている方
- 妊娠していることが明らかな方(ワクチン接種後は少なくとも2ヵ月間の避妊が必要です)
- その他、医師が予防接種を受けることが不適当と判断した方
予防接種を受けるに際し、注意が必要な方
次のいずれかに該当する場合は、ワクチン接種を受ける前に医師とよく相談しましょう。
- 心臓血管系疾患、腎臓病、肝臓病や血液の病気などの方
- 発育が悪く医師、保健師の指導を継続して受けている方
- 未熟児で生まれて発育の悪い方
- 風邪などのひきはじめと思われる方
- 前に予防接種を受けたときに、2日以内に発熱、発しん、じんましんなどのアレルギーを思わす異常がみられた方
- 薬の投与又は食事(鶏卵、鶏肉など)で皮膚に発しんが出たり、体に異常をきたしたことのある方
- 今までにけいれんを起こしたことがある方
- 過去に本人や近親者で先天性免疫不全と診断されたことのある方
- 近親者の中で、または遊び友達、クラスメートの間に、風しんなどの病気が流行している時で、まだ、その病気にかかったことがない方
- 妊娠の可能性のある方(ワクチン接種後は少なくとも2ヵ月間の避妊が必要です)
- 気管支喘息のある方
接種後の注意事項
- 接種後分間は病院にいるなどして様子を観察し、アレルギー反応などがあれば医師とすぐに連絡を取れるようにしておきましょう
- 接種後4週間は体調に注意しましょう
- 接種部位は清潔に保ちましょう
入浴は問題ありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。 - 接種当日は激しい運動はさけてください
その他はいつも通りの生活で結構です。 - 接種後に高熱やけいれんなどの異常が出現した場合は、速やかに医師の診察を受けてください
- 接種後2か月間は妊娠しないように注意してください
- このワクチンに限らず、ワクチン接種により血管迷走神経反射によりめまいや立ちくらみが起こる可能性があるため、車の運転や高所での作業は注意しましょう
ワクチン接種後は、体調の変化に気を配り、異常を感じた際は早めに医師に相談することが大切です。
当院取り扱いのワクチン
| ワクチンの種類 | 風しん |
|---|---|
| 国内承認 |
承認済み |
| 料金 | 6,000円/本 |
| 接種可能年齢 |
生後12か月~ |
| 接種方法 |
皮下注射 |
| 接種回数 | 1~2回 |
| 接種スケジュール | 【小児の定期接種が完了している場合】 初回接種のみ【小児の定期接種が完了していない場合】 初回接種 2回目:初回接種から28日以上あと |
| 有効性 | 1回接種後の抗体陽転率は91.3~100%になります |
| 予防効果持続期間 | 小児の定期接種を2回接種した場合、免疫効果は約17年持続 |
| 副作用救済制度 |
国の副作用救済制度あり |
| ワクチンの種類 | 風しん |
|---|---|
| 国内承認 |
承認済み |
| 料金 | 6,000円/本 |
| 接種可能年齢 |
生後12か月~ |
| 接種方法 |
皮下注射 |
| 接種回数 | 1~2回 |
| 接種スケジュール | 【小児の定期接種が完了している場合】 初回接種のみ【小児の定期接種が完了していない場合】 初回接種 2回目:初回接種から28日以上あと |
| 有効性 | 1回接種後の抗体陽転率は91.3~100%になります |
| 予防効果持続期間 | 小児の定期接種を2回接種した場合、免疫効果は約17年持続 |
| 副作用救済制度 |
国の副作用救済制度あり |



