のどの痛み
のどの痛みとは
たばこの煙や花粉、ほこりや空気の乾燥などが原因でのどが炎症を起こし、痛みを感じるようになります。
またカラオケなどで大声を出し続けたり、お酒を飲みすぎたりすることでも炎症が生じ、痛みが出る場合があります。
のどの痛みを避けるためには、普段からのどに負担や刺激を与えないよう生活をしましょう。
また適度な運動や睡眠、栄養バランスのとれた食事をとることも大切です。
のどの痛みの原因
のどの痛みの原因は、主に以下の病気が原因で引き起こされる場合があります。
それぞれの特徴を含め、詳しく解説します。
急性咽頭蓋炎
急性咽頭蓋炎とは、のどの奥にある喉頭蓋が腫れて気道が狭くなる病気のことです。
唾を飲み込めないほどの痛みや発熱を伴う場合があります。
悪化すると呼吸ができなくなり、命にかかわる可能性があります。
溶連菌感染症
溶連菌感染症は、A群β溶血連鎖球菌と呼ばれる細菌によって起こる感染症です。
のどの痛みや発熱、発疹などが起こる可能性があります。
ウイルス性咽頭炎
ウイルス性咽頭炎は、ライノウイルスやコロナウイルス、RSウイルスやパラインフルエンザウイルスなどに感染して発症する病気です。
のどの痛みや発熱、せきや鼻水、吐き気や下痢などが起こる可能性があります。
扁桃炎
扁桃炎は、扁桃錠の常在菌が活性化することで炎症を起こす病気です。
のどの痛みや高熱などが起こる可能性があります。
のどの痛みの治療方法と予防方法
のどの痛みが生じた場合は、以下の対策をとりましょう。
- ドラッグストアなどで風邪薬などを購入し、服用する
- 医療機関を受診する
のどの痛みは一過性の風邪が原因で起こる場合もありますが、急性咽頭蓋炎や溶連菌感染症などの病気が原因で生じている可能性があります。
痛みがなかなか治らなかったり、激しい痛みが続いたりする場合は、速やかに医療機関を受診してください。
また、のどの痛みが起こらないよう、以下の予防方法を実践しておくといいでしょう。
大切なことは、のどに負担や刺激をかけないことです。
- 喫煙や飲酒を控える
- 食べ物に関し、辛いものや冷たいもの、熱いものを控える
- 大声を出すなどの行為を控える
- のどの乾燥を防ぐために、マスクや加湿器を使用する
- こまめに掃除する
- うがい・手洗いを徹底する
上記以外にも、適度に運動して十分な睡眠時間をとったり、栄養バランスのとれた食事をとったりすることが大切です。