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発熱

発熱とは

発熱とは、体温が上昇した状態のことで、日本の感染症法では「37.5℃以上の状態」を発熱と定義されています。
体温は、視床下部にある体温調節中枢によって一定に保たれています。
しかし、さまざまな原因によって体温調節中枢の設定温度が高くなることで体温が上昇してしまいます。
私たちの体は生体防御のために発熱します。
つまり、発熱することで感染に抵抗する力(免疫力)が高まり、病原体の力や増殖を抑えることができるのです。

発熱の主な原因は3つです。

①感染症
 細菌やウイルスに感染すると、これらの増殖を抑えるために防御反応がはたらき、発熱します。

②うつ熱
 うつ熱とは、体内の熱が放散しきれずに体温が上がることを指します。
 熱射病や日射病などにかかると、発症しやすくなります。

③アレルギー性疾患・悪性腫瘍
 38℃以上の光熱が2週間以上継続する場合は、アレルギー性疾患やがんによる発熱が考えられます。
 早期治療が必要です。

発熱に関係する病気とは

発熱の症状が現れる主な病気は以下の通りです。

感染性胃腸炎

食品や飲料水の摂取、動物との接触などで起こる可能性があります。
吐き気や嘔吐、腹痛や下痢に加え、発熱が生じるケースが多いでしょう。

膠原病

ウイルス感染や喫煙などの環境要因が関係することで、炎症と免疫のコントロールができなくなり、発症すると考えられています。
関節痛に加え、発熱を繰り返す可能性があるでしょう。

髄膜炎

髄膜や脳に細菌やウイルスが感染して起こる病気であり、乳幼児期に起こりやすいとされています。
意識障害やけいれん、頭痛や嘔吐に加え、発熱が生じます。

急性喉頭蓋炎

喉頭蓋が細菌やウイルスに感染し、炎症を起こす病気です。
のどの痛みや腫れに加え、発熱が生じる場合があります。

虫垂炎

大腸と小腸の間にある虫垂に炎症が起こる病気です。
歩行や咳で痛みが増し、腹部の痛みと同時に発熱が生じます。

発熱の治療方法と予防方法

発熱時には、安静に過ごすことが大切です。
脱水症状に陥る可能性があるため、水分補給はこまめにしておきましょう。
寒気を感じる場合は、体や手足を温めることも重要です。
発熱が3〜4日以上続き、嘔吐や下痢などの症状がみられる場合などは、感染症などの疾患にかかっている可能性があります。
この場合は、速やかに医療機関を受診することをおすすめします。
上記以外にも、栄養補給をしっかり行い、必要に応じて解熱剤を使用しましょう。

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