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インフルエンザ

インフルエンザはこんな病気

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスに感染することで起こる感染症のことで、高熱やのどの痛み、関節痛、筋肉痛などが引き起こされます。
毎年冬になると健康状態や年齢、地域に関係なく流行します。

いわゆる風邪の一種で、免疫力の低い子どもや高齢の方の重症化リスクが高いです。
合併症や重症化に注意が必要で、慢性疾患を持っている方や過労や寝不足、ストレスで免疫が下がっている方、妊婦や長期間入院している方は肺炎やインフルエンザ脳症などの重大な合併症を引き起こすことがありますので特に注意が必要です。
インフルエンザ脳症を発症すると異常な言動・行動をとったり、意識障害やけいれんが起こります。
このような症状が見られた場合はすぐに医療機関へ相談しましょう。

症状

  • 高熱(短期間で38℃以上になりやすい)
  • 寒気
  • 鼻水
  • 咽頭痛
  • 頭痛
  • 関節痛
  • 全身倦怠感

インフルエンザの原因

インフルエンザウイルスはA型・B型・C型に分類することができます。

A型は毎年流行を繰り返し、数十年に一度パンデミック(大流行)を起こします。
B型は地域的な流行を引き起こします。
現在秋ごろに打たれるインフルエンザの予防接種(ワクチン)はA型2種、B型2種の計4種に対応した混合ワクチンです。

感染経路は主に飛沫感染と接触感染の2種類があります。
飛沫感染は感染者が咳やくしゃみをすることでウイルスが飛び出し、それを他の人が吸い込むことで感染します。
接触感染はウイルスが付着したスイッチやドアノブ、てすりを触った後に自分の粘膜部分を触ることで感染します。
日頃から手洗いうがいを習慣化することが大切です。

学校でインフルエンザが流行し始めると感染対策のために学級閉鎖や学年閉鎖などの対策をとるのはインフルエンザウイルスの感染力が高いからです。

早期発見のポイント

検査には迅速キットが使われることが多く、鼻の奥の粘膜から綿棒でぬぐい取った液を使用して検査します。
必要であれば胸部レントゲンを実施します。

予防の基礎知識

予防の基本はやはり手洗いです。
インフルエンザウイルスに感染する要因の多くは手に付着したウイルスが鼻や口、目から体内に侵入することで起こります。
正しく手を洗うことでウイルスを洗い流したり、不活化させることが可能になります。
ある研究では、正しい手順で15秒手を洗うと、手を洗わないときより99.99%ウイルスが減少していることが判明しました。

毎年インフルエンザの流行が始まる冬に先駆け、秋頃からワクチン接種が可能になります。
インフルエンザワクチンは、全世界の過去のデータから次なる流行株を予測した新しいものが毎年製造されます。
ワクチン接種後2週間で抗体ができ、1~2ヶ月後が最も効果が高いとされています。
インフルエンザは毎年1、2月が最も流行りますので、11月末から12月中旬までには接種することをおすすめします。
生後6ヶ月から12歳までは免疫力が低いため、ひとシーズンに2回接種することが推奨されています。1回目の接種後1ヶ月空け、2回目を接種します。

ワクチンを接種すると発病を約50〜70%、重症化を90%ほど抑制することができます。
また、人の多いところに行く時や咳が出る時はマスクを着用することも大切です。
飛沫感染を予防することができ、他人から感染することや、自分から他人への感染を防ぐことができます。
マスク内で湿度を保つこともでき、予防には最適です。

室内においても湿度を50〜70%に保ち、温度を20〜25℃に保つことで気道粘膜の防御作用が保たれ、インフルエンザウイルスにかかりにくくなります。

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