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気になる!はじめての生理(初潮)はいつから始まる?

【大阪/梅田】大阪駅前の総合内科クリニック|西梅田シティクリニックがお届けする健康情報。
是非、みなさまの健康管理にお役立てください。

初潮は女性の誰しもが経験するものです。
初潮がきたら、適切に対処し、肌トラブルなどが起きないようにすることが大切です。

本記事では、初潮のタイミングや準備すべきもの、ナプキンの使い方などについて解説します。

初潮がきたら、正しい知識のもと適切に対処し、快適に生活できるようにしましょう。

初潮(初経)ってなに?いつから始まる?

初潮(初経)とは、初めての生理です。
一般的には、10〜14歳頃になると初潮がくるとされています。

上記のとおり、初潮がくるタイミングには個人差があります。
初潮がくる時期が早すぎたり遅すぎたりしない限りは気にする必要はありません。

一方で、10歳になる前に初潮がきたり、15歳になっても初潮がこなかったりする場合は産婦人科を受診することをおすすめします。

初潮のときに準備するもの

初潮がくるときは、うっすらと血やおりものが出るケースがあります。
外出先や学校などで慌てることがないよう、事前に以下のものを準備しておきましょう。

おりもの専用シート

おりものは初潮の約1年前に出始めるとされています。
時期がきたら、おりもの専用シートをショーツにつけて使用しましょう。

胸の膨らみなどの体の変化が出始めた段階で準備しておくことをおすすめします。
おりもの専用シートにはさまざまな種類があるため、肌触りや香りなどを考慮して自分に合うものを選びましょう。

ナプキン

ナプキンは経血を吸収するための生理用品です。
昼用と夜用のものや、その日の服装・体調などに合わせて適したものを使用するとよいでしょう。

また、肌触りや経血量に合わせて使い分けることをおすすめします。

生理用ショーツ

生理のときには、専用のショーツを準備しておくとよいでしょう。
股の部分が2重構造になっており、ナプキンの羽がしまいやすくなっているため、使いやすいといえます。

また、汚れが落ちやすく作られているため、扱いやすいでしょう。
いつでも履き替えられるよう、3〜4枚は準備しておくと安心です。

ポーチ

ナプキンを入れるためのポーチを準備しておくことをおすすめします。
ナプキンの使用量は個人によって異なりますが、目安として外出時には5〜6個をポーチに入れておくとよいでしょう。

その他アプリなど

自分の生理周期を記録するために、アプリや手帳、カレンダーなどを準備しておきましょう。

生理がきたら手帳に書き込んだり、シールを貼ったりして(またはアプリを活用して)体の変化を把握しておくことが大切です。

ナプキンの使い方

ナプキンには正しい使い方があります。
生理がきても快適に過ごせるよう適切に使用しましょう。

ナプキンをつける正しい位置

羽なしのナプキンの場合は、ナプキンの幅が最も細い部分に合わせてまっすぐに貼り付けましょう。

羽付きのナプキンの場合は、ショーツの股の部分の最も細い部分に合わせて真っ直ぐに貼り付けてください。

貼り付ける際は、前後ろに注意して装着しましょう。
傾向としては、長いタイプのナプキンであればお尻側が長くなっていることが多いです。

また、包装紙のテープがついているほうが前になっているケースが多いでしょう。

ナプキンの正しい捨て方

ナプキンを捨てる際は、以下の流れに沿って捨ててください。

  1. ナプキンをショーツから取り外す
  2. 経血が付着した面を内側にしてナプキンをくるくると巻く
  3. ナプキンの包装紙に2のナプキンを乗せてくるくると巻いてテープで止める
  4. 専用のゴミ箱に廃棄する

経血量が多い場合やナプキンの包装紙がない場合は、トイレットペーパーで巻いて捨てましょう。
捨てる際は、他の方に経血が見えないように捨てるのがマナーです。

ナプキンを取り替える頻度

ナプキンを取り替える頻度としては、目安として2〜3時間に1回の頻度で交換することをおすすめします。

日によっては経血が少ないときもあるかもしれませんが、交換をしないまま放置すると、かゆみやかぶれなどの肌トラブルが起こる場合があります

そのため、経血があまりなく、ナプキンが汚れていない場合でも2〜3時間に1回を目安に交換しましょう。

ナプキンの選び方

ナプキンを選ぶ際は、経血の量によって使い分けることをおすすめします。

  • 経血が少ない日用(長さが短いもの)
  • 普通の日用(長さが普通のもの)
  • 経血が多い日用(長さが長いもの)

万が一初潮が来ないと心配なときには、婦人科を受診してください

初潮は女性であれば、誰しもが体験するものです。
一般的には10〜14歳頃になると初潮がくるとされています。

外出先や学校などで慌てないよう、事前にナプキンやおりもの専用シートなどの生理用品を準備しておくと安心です。
また、ナプキンの正しい使い方を把握し、適切に使いこなすことも大切です。

万が一、10〜14歳頃になっても初潮がこない場合は、産婦人科を受診してください。
初潮に関して不安なことや不明な点などがあれば、担当の医師に相談しましょう。