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薬と食べ物の危険な組み合わせとは?副作用を防ぐために知っておきたい注意点

2025.03.19

【大阪/梅田】大阪駅前の総合内科クリニック|西梅田シティクリニックがお届けする健康情報。
是非、みなさまの健康管理にお役立てください。

薬は体調を整えるために欠かせないものですが、実は食べ物や飲み物との組み合わせによって効果が変わることがあります。中には副作用が強まったり、十分に効かなくなったりするケースもあり注意が必要です。特にグレープフルーツや乳製品、アルコールなどは代表的な例として知られています。
本記事では、薬と食べ物・飲み物・サプリメントの相互作用についてわかりやすく解説し、安全に薬を服用するためのポイントをまとめます。

よくある薬と食べ物のNG組み合わせ

薬の効果が期待通りに得られない、または予期しない副作用が現れる場合、食べ物との組み合わせが原因のことがあります。

以下によくあるNG例を挙げてみます。

グレープフルーツ

グレープフルーツには、薬を分解する酵素の働きを妨げる成分が含まれています。その結果、薬が体内に長く残りすぎ、副作用が強まることがあります。特にカルシウム拮抗薬(降圧薬の一部)では血圧が急激に下がる危険があるため注意が必要です。

         

乳製品

テトラサイクリン系やキノロン系といった抗生物質は、牛乳やヨーグルトに含まれるカルシウムと結合して吸収されにくくなります。結果として効果が十分に発揮されない可能性があるため、服用タイミングをずらすことが推奨されます。

緑黄色野菜(ビタミンKを多く含む食品)

血液をサラサラにするワルファリンを服用している場合、ビタミンKを多く含む食品(ほうれん草、ブロッコリーなど)を摂りすぎると薬の作用が弱まります。摂取量を一定に保つことが大切です。

カフェイン(コーヒー・チョコレートなど)

カフェインは眠気覚ましの作用がありますが、薬との組み合わせで不眠や動悸などを引き起こすことがあります。特にカフェイン代謝を抑える薬と併用すると不整脈のリスクが高まる場合があります。

薬と相性の悪い飲み物

薬の服用時に注意が必要なのは食べ物だけではありません。

飲み物との組み合わせも見逃せません。

アルコール

アルコールは薬の作用を強めたり、逆に弱めたりします。鎮静剤や抗うつ薬と一緒に飲むと眠気やふらつきが強まり、転倒や事故につながる危険があります。

コーヒーやエナジードリンク

カフェインを多く含む飲料は、気管支拡張薬や鎮痛薬と組み合わせると副作用が強まることがあります。不眠や神経過敏が出やすくなるため注意が必要です。

牛乳やジュース

牛乳は抗生物質の吸収を阻害することがあります。さらにグレープフルーツジュースは薬の分解を遅らせ、副作用が出やすくなります。オレンジジュースやトマトジュースなど酸性飲料も、胃薬や一部抗生物質の作用に影響を与える可能性があります。

食事と服薬タイミングの関係

薬によって「食前」「食後」「食間」など指定されるのは理由があります。

食前の薬

胃が空の状態で吸収が良くなる薬(胃酸を抑える薬、糖尿病治療薬の一部など)

食後の薬

胃の負担を軽減するために食後に服用する薬(痛み止め、抗生物質の一部など)

服用間隔や時間を守ることで、薬の効果を安定させ、副作用を防ぐことができます。

サプリメントにも注意

健康維持のために摂っているサプリメントも、薬との相互作用を起こすことがあります。

ビタミンやミネラル

高濃度のビタミンCや鉄分は、一部の薬の吸収を妨げたり、逆に効果を強めたりすることがあります。

例えば、鉄分サプリメントは、甲状腺ホルモン薬や一部の抗生物質の効果を低下させることがあります。

ハーブ系サプリメント

セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)は、抗うつ薬や抗不整脈薬の効果を減少させることが知られています。

また、エキナセアやジンセン(高麗人参)も、特定の薬と相互作用を引き起こす可能性があります。

これらのハーブは肝臓の酵素に影響を与え、薬の代謝を変化させるため、事前に確認が必要です。

魚油やオメガ3脂肪酸

心臓に良いとされる魚油サプリメントも、抗凝固薬と併用することで出血リスクが増加する可能性があります。

これらのサプリメントを摂取する際は、医師や薬剤師に相談しましょう。

お薬手帳を上手に活用しよう!

薬の安全管理に役立つのがお薬手帳です。服薬歴や副作用歴を記録しておくことで、複数の医療機関での処方が重なっても相互作用を防ぐことができます。また、旅行や災害時にも迅速に情報を伝えられるため安心です。サプリメントや市販薬も忘れずに記録しておくことが推奨されます。

まとめ

薬の効果や副作用は、食べ物・飲み物・サプリメントとの組み合わせで大きく変わることがあります。
服薬のタイミングや食習慣に注意することで、薬をより安全かつ効果的に活用できます。
不安な場合は自己判断せず、必ず医師や薬剤師に相談してください。

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