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循環器内科

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循環器内科を受診される方へ

血圧が気になる方へ

健康診断で血圧が高めと言われて来院される方がいらっしゃいます。
血圧は一日で改善することはなく、日々の生活習慣が大きく関わってきます。
食べ過ぎ・飲みすぎの方や運動不足の方、喫煙される方、睡眠不足の方など様々な方に見られる慢性疾患です。
これらは血圧のみならず、その他の生活習慣病にも直結しており、早期の自覚症状があまりないのも特徴の一つです。
当院では生活習慣の見直しやアドバイスをさせていただいております。

血管年齢チェックがおすすめです

血管年齢とは血管の硬さや老化度を測定することで様々な生活習慣病になりやすいかを表す指標になります。食生活が乱れている方は動脈硬化が進んでいる可能性があります。血管年齢チェックをすることで重大な病気を引き起こす要因がないか調べることができます。

高血圧・高脂血症とは?

高血圧とは

高血圧とは、血圧が正常範囲を超えて高く維持されている状態です。
収縮期血圧が140mmHg以上または拡張期血圧が90mmHg以上に保たれた状態が高血圧とされています。
自覚症状はほとんどなく、虚血性心疾患、脳卒中、腎不全などの発症原因となるので命に直結するとても重大な疾患と言えます。

生活習慣病のひとつとされ、厚生労働省(2013年度)は男女共に最も通院者率が高い疾患として公表しています。
日本人の死亡原因の1位は癌、2位が心臓病、3位が脳卒中です。
このうち、心臓病と脳卒中は、いずれも血管に障害の起こる病気であり、一番重要な危険因子が高血圧です。

高脂血症とは

脂質異常症は今まで高脂血症と呼ばれていた病気で、血液中のコレステロール値が異常になる病気です。
病気の要因には体質や生活習慣など多くのことが考えられます。
脂質異常症によって症状が出ることはあまりありませんが、動脈硬化を引き起こすことで狭心症や脳梗塞になることがあります。
また、コレステロールが胆汁に多く含まれるようになり胆石が起こることもあります。

脂質異常症は血液検査を行って診断します。食事療法・運動療法・薬物療法を用いて治療します。
脂質異常症が心配な人や治療したい人は、代謝内分泌内科や総合内科などを受診してください。
以下のいずれかに当てはまると高脂血症となります。
 ・LDLコレステロール値≧140mg/dL
 ・HDLコレステロール値<40mg/dL
 ・中性脂肪≧150mg/dL

高血圧も高脂血症も動脈硬化がさらに進行すると、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞、慢性腎臓病など重篤な疾患を引き起こしやすくなります。

日頃から食生活を改善したり、運動することが大切になります。